こんにちは!
寒くなってきましたね。暑かった夏がウソのようです(本当に岐阜は暑かったのです)。
漸くシステム手帳、綴じ手帳の登録が終了したと思っていたら、新たに12月スタートの手帳が入荷!
にわかに慌ただしくなっているKDMチームです。
今回は実験はお休みです。代わりにメーカーさん紹介をしていきたいと思います。
【クラックル】レターセット ¥420
https://www.kdm.bz/c1_600000002786.html
洗練されたデザインの中にもどこかノスタルジックな雰囲気を匂わせるクラックルさんのレターセットです。
【クツワ】STAD 学校ケシゴム ¥105
https://www.kdm.bz/c1_600000002878.html
濃い鉛筆でも良く消える、持ちやすいスマートサイズの消しゴムです。
【スタビロ】STABILO オペラ 1ダース ¥630
https://www.kdm.bz/c1_600000002879.html
【プラスティックアーツ】stipee(スティッピー) ブックマーク(付箋)メモ カラー ¥567
https://www.kdm.bz/c1_600000002817.html
本の上にも物語をつくろう。キュートなモチーフの貼って剥がせるクリアブックマーク。
5シート入
本体サイズ:横88×縦90(mm)
【デルフォニックス】2011年ダイアリーに1月始まりシリーズが追加されました。
B6月間ブロック 見開き式 <2011年1月から2011年12月対応> ¥1575
A6週間ホリゾンタル レフト式 <2011年1月から2011年12月対応> ¥1155〜¥5775
B6週間バーチカル 見開き <2011年1月から2011年12月対応> ¥1470〜¥2730
B6週間ホリゾンタル レフト式 <2011年1月から2011年12月対応> ¥1470〜¥7875
A5週間バーチカル見開き式<2011年1月から2011年12月対応> ¥5250
【コーテッド】2011年ダイアリーに12月始まりシリーズが追加されました。
A5 週間 バーチカル型 レフト式 <2010年12月から2012年3月対応> ¥2100〜¥5040
A5週間 バーチカル型 見開き式 <2010年12月から2012年3月対応> ¥1995〜¥5040
B6変型 週間ホリゾンタル レフト <2010年12月から2012年3月対応> ¥840〜¥1575
B6週間 バーチカル型 見開き式 <2010年12月から2012年3月対応> ¥1050〜¥1995
B6週間 ホリゾンタル型 レフト式 <2010年12月から2012年3月対応> ¥1785〜¥1995
【ラコニック】2011年ダイアリーに12月始まりシリーズが追加されました。
A5変型 Vertical Left LALD05<2010年12月から2012年3月対応> ¥2310〜¥2730
A5週間バーチカル見開き WORK LAD06-220<2010年12月から2012年3月> ¥1470〜¥2415
B6Left LHD02<2010年12月から2012年3月対応> ¥1995
A5月間ブロック 見開き <2010年12月から2012年3月対応> ¥1050
Pocket Work Diary LCD<2010年12月から2012年3月対応> ¥1470〜¥1575
今週は来年77周年を迎えるコレクトさんをご紹介いたします。
情報整理アイテムに特化したメーカーさんで「情報カード」「手帳」など情報整理用品の企画・開発・販売をされております。
KDMでも情報カードはオープン直後から、其れこそ飛ぶように売れ、ロングセラー商品となっています。
時は2010年6月18日。KDMメンバーは少々浮き足だっていました。
なんとこの日、コレクト代表取締役の口分田社長がKDM本拠地ナレッジデザインにいらっしゃったのだ!
https://www.correct.co.jp/02prof/index.html
では早速、その時のお話をもとにコレクトさんの歴史を書かせていただきたいと思います。
かつて、「岡本ノートさん」というメーカーがありました。
その岡本ノートさんから2つの企業が生まれます。
1つは「一橋ノートさん」、もう1つが「寶(宝という文字の旧字体です)栄堂さん」。
この寶栄堂さんこそがコレクトさんの前身なのです。
残念ながら岡本ノートさんは現在すでに存在しておられず、後に派生した2社さんは健在です。
豆知識ですが、文房具メーカーさんではじめて「卓上日誌」を作ったのが岡本ノートさんだと言われております(残念ながら資料をゲットすることが出来ず、情報のみです)。
当時、寶栄堂さんは木工屋さんとしてスタートされ、印鑑箱、図書カードケース、新聞掛け、硯箱などを作られていたそうです。
貴重な当時のカタログ画像(コピー)
※引き続き、賞状盆、ブロッター、三角塔、印箱、新聞掛は販売されております。
昭和8年の創業から十数年経った1948年から1953年、寶栄堂さんは進化を遂げます。
それが「コレクト卓上日記」「週刊事務用日記 WEEK DIARY」の発表でした。
当時それはそれは大絶賛をうけたそうです。
現在KDMで大人気を博している綴じ手帳のまさに元祖。歴史的な瞬間ですね。
創業当初からのスローガンである「日記は正確でなければならない」から、「正確」を意味するCORRECTと命名されました。
そしてやはりコレクトさんと言えば情報カード。
昭和35年、とうとう寶栄堂さんから情報カードが販売されます。
どうやら情報カードは海外からやってきた文化のようで、その名残からサイズはインチ表記されるのが一般的となりました。
KDMで入手した資料によると以下の様な変遷をたどります。
一般的な情報カードの利点として、「アナログデバイス特有の自由度の高さ」「機動力の高さ」等が聞こえて参ります。
その他にも情報カードの醍醐味として「グルーピング」と「並べ替え」があります。この2つはノートというよりは、データベースとしての機能と言った方が良いでしょう。
こういった機能特性から大学や研究機関等の学術的用途で使われるようになったそうです。
元京都大学教授の梅棹忠夫氏 「知的生産の技術」(岩波新書 昭和44年発刊 当時ベストセラー)の発案・紹介により、B6サイズが一般的なサイズとして広まっていきました。
【岩波書店】
知的生産の技術 岩波新書 青版 F93
https://www.kdm.bz/p64930.html
さて、その後地道な活動を続けるコレクトさんに再ブレイクがやってきます。
新TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道 (Diamond basic) 杉村 太郎 (著)
出版社: ダイヤモンド社
(2008/6/27)ISBN-10: 4478002924
【コレクト】暗記パースシリーズ
https://www.kdm.bz/c1_300000000870.html
この本紹介された暗記パースが、情報カードと共にヒットします。
これは情報カードを収納し持ち歩くための専用ケース。
使い方は簡単。表に英単語や英熟語、重要構文などを書き、裏側に意味や解説、用法を書き込みます。
暗記以外にも情報カードポータブルケースとして利用頂いている方もいらっしゃるようですね。
さて、こうして発展を続けてこられたコレクトさんですが、やはりなんと言っても顔は情報カードだと思うのです。
広く情報カードが利用されるようになり、近年「PoIC」というメソッドが発生したのです。
※情報カードを使った生産性向上のためのシステムと、それに付随するメソッド(方法論)の名前です。
日本語フォーラムがございますので是非一度ご覧になってみて下さいね。
KDMでも使用方法例の研究によく利用させて頂いております。
https://pileofindexcards.org/wiki/
海外のPoiC実践中の方が投稿された写真です。それにしてもカッコイイ…。
https://www.flickr.com/photos/jazzmasterson/5094387274/in/pool-79599554@N00/
コレクトさんはけっして尖ったデザイン性の高い商品を発売されるメーカーさんではありません。
しかし、人々の知恵を洗練させるために進化を繰り返してきた機能美に溢れた商品企画をされております。
是非情報整理にお困りの方、情報カードを一度お試し下さい。
きっと何かレボリューションが起きますよ!
情報カードの使い方はこちらからどうぞ。
https://www.kdm.bz/event/mm/diary/mm_20091008.html
今日は密かな人気商品をご紹介します。
文房具好きの方はお手紙をよく書かれるんですね。レターセットをお求めの方が本当に多くいらっしゃるのです。
かく言う私も文房具を扱う仕事について、少しだけ手紙を書くのが好きになってきました。
子供の頃からレターセットを収拾する癖があったのですが、実際に手紙が書けるようになったのは本当に最近になってからです。
手紙を入れた封筒に、シールやマスキングテープで世界観を作るのはとても楽しい!
アートエンタイアといって、封筒、宛名、切手、消印、シールなどで手紙自体を1つの作品にする文化があります。
一度、KDMでも是非サンプルを作って特集してみたいものです・・・。
しかし、本当に大切なのは文面ですね。
素敵な便箋、封筒や万年筆を用意しても、書き慣れないとなかなか言葉が出てこないのが手紙。
そんな方々のためにデザイナーの坂川栄治(ふむふむおじさんと名乗られています)さん著書「捨てられない手紙の書き方」を参考に、文例をご紹介いたします。
【書き出し】
「寒くなりましたが、皆様にはご清祥にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
こんな感じで、季節の挨拶から始めると「らしい」そうです。
以前本で読んだことの受け売りですが、当たりさわりの無い挨拶として季節を持ち出すのはイギリス人と日本人ぐらいらしいのですが・・・。
【具体的な内容】
ここに伝えるべき事を丁寧な調子で書きましょう。
ふむふむおじさんからのアドバイスですが、ちょっと言いづらいことでも言うべきことを一番先に書いてしまうのが良いらしいです。
後へ持ってくるほど、文章が長くなってしまい収拾が付かなくなってしまう場合も。
【結び】
「今後とも何卒よろしくお願いいたします。」
そろそろお手紙を終わる方向へ持っていたいときに使います。
【お手紙を終える言葉】
「時節柄充分にご自愛下さい」
少々形式的にも思えますが、相手を気遣う良い言葉ですね。
著者のフムフムおじさんも言っておられるのですが、あくまでも文例集は困ったときの手引きのようなもの。
一生懸命さにはかないません。少々言葉の使い方が間違っていても「自分の言葉」で表現しよう!
***
エトランジェ・ディ・コスタリカ レターセット
https://www.kdm.bz/c110_1152.html?manufacturers_id=100004989225
いろは出版 レターセット
https://www.kdm.bz/c110_1152.html?manufacturers_id=100000457125
古川紙工 ミニレターセット
https://www.kdm.bz/c110_1152.html?manufacturers_id=100004952270
クラックル レターセット
https://www.kdm.bz/c110_1152.html?manufacturers_id=100456210810
■Moleskin/モレスキン A5変型 月間ブロック見開き式 ソフト Large 【黒】
<2011年1月から2011年12月対応> ¥2730
https://www.kdm.bz/p68002.html
あやさんのレビュー評価:★★★★★
3年前にもこの手帳を使い、その後色々なノートタイプの手帳を使いましたが、やはりこれに戻ってきました。Moleskinはこの何年の台頭は著しく文具屋を始め書店や雑貨屋でも見かけ、黒だけでなくびっくりするようなビビットな色も出ていて驚きます。
でも、やっぱり黒、でしょう!バッグからこの半光沢の黒革風の表紙を出すときはしびれます。
後ろの方のページを開く時も開きやすいソフトタイプカバーというのも機能的でストレスがなく、ソフトなのに写真や紙きれを貼りまくっても形が崩れず膨らまないタフさ。
手帳である前にノートであり、メモ帳であるという主張を感じます。
これが主要な手帳メーカーの手帳を使った後に戻ってきた感想です。
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